
記事の本題に入る前に、雑談がありますので、早く記事を読みたい方は「俺たちの足跡(記録)」まで下にスクロールしてくださ〜いヽ(´▽`)/

いや~プロペラ製作って凄く苦労したよね~

めっちゃしました!!

せっかく苦労したのに
これを記録として残して置かないのは勿体ないよね?

確かに!せっかくなので今までのプロペラ製作の記録(俺たちの足跡)を残そう!
・・・・・
・・・・・
はい!という事で、ここからが本題です!笑
今回は、チーム一丸となって
形にすることが出来たプロペラ製作の
失敗から成功(仮)までの記録を記事にしています!
あ、ちなみにこれ成功(仮)にしている理由は、まだこの完成したプロペラでテストフライトや、転がり試験をしていないので、、、
実際、使えるかは不明の為です!!!笑
そう考えたら、もしダメならまたこれ作る事になるのか・・・笑
足跡①【カーボンを使ったプロペラにする】
骨組みはバルサ材を使用し、表皮部分をカーボン材で作る事でバルサ材のプロペラよりも軽いプロペラを作る事が出来る予定
足跡②【バルサ材を使ったプロペラにする】
骨組みはバルサ材を使用し、表皮部分もバルサ材で作れれば他のチームと同じ様にプロペラを作れる予定
プロペラの素材をカーボンにする事で軽く出来るはず!!

当初僕たちのチームは、カーボン素材のプロペラを作る予定でいました。
理由は、

「他のチームでは主流のバルサ材のプロペラって重たいんじゃないの?」
という懸念点があったからです。
「いや、バルサ材ってそんなに重たく無いよ」とか「バルサ材の方が作り易いよ」と鳥人間の機体を作った事がある方にとっては当たり前に感じるかもしれません、、、
ただ、忘れて欲しく無いのは、
「僕達は鳥人間の機体製作をした人、関係した人は誰もいない」という所です!
わざわざ言う事ではありませんが、鳥人間コンテスト未経験の素人からするとバルサ材の方が重そうっていう所がありました。
また、あの有名な「BIRDMAN HOUSE 伊賀 」もカーボンを使ったプロペラを使っています。
僕たちは素人集団ではありますが、色々ネットにあるデータや大学のオープンキャンパス、
HPA飛行会、実際の鳥人間コンテスト現場などに参加し、色々な人に質問し一つの結論が出ました。
それは、機体は軽い方が良い!
だから、プロペラはカーボンにして軽くしよう!というのが当時の僕たちの考えでした。
ただ、、、
この後、僕たちはめっちゃ苦労することになるんですがね、、、笑
カーボンをプロペラの形状にするのはめっちゃ難しい

方向性が決まったのは良かったですが、
いざ作ろう!ってなって色々問題が発生しました、、、
いきなり困ったのがカーボンの形状をどの様にして整形するかという所です。
以前、HPA飛行会で伊賀の渡邊さんにプロペラの作り方を直接教えて頂いたら、
「プロペラの形状に仕上げた金型を使ってカーボンを整形している」という話を聞いていたのですが、、、、
実際、プロペラの形状を作って金型を作ろうと外注に見積もりを取ったら、、、
金型に凄い金額が掛かる事が分かり、、、
代表の五十嵐さんより

「内製で作ろう!」
という提案で内製で作る方向になりました。
あ、ちなみに僕たちのチームは代表の五十嵐さんの実家が
町工場(主に金型を作っている会社)を経営されている息子さんという事で身内で作ろう!ってなりました!笑

しかし、やはりどうしても材料代の金属代だけで凄く出費が出るし、
そもそもプロペラが作れたら、「鳥人間コンテストの参加が終了したらこの金型は不要になるから
処理に困るよね」という結論にいたり、作り方を考え直す事になりました。
プロペラの表皮はカーボン!?構造は?・・・


という事で、社会人の僕たちが資金を踏まえ、「プロペラの表皮をカーボンver」で
現実的に作れそうな方法をメンバーで話し合った結果、画像にもある様に
「軸はカーボンパイプ(3種類)とアルミパイプ、リブはバルサ材、表皮の部分はカーボン」にする事でした!
そもそも社会人の僕たちの活動ができるのは週1回、
さらにメンバーも基本4〜5人しか居ないので、他の大学チーム、鳥人間OBチームに比べて
時間も人もお金も、繋がりも経験もない状態です。
当然、骨組みのバルサ材を切り出す時間も惜しい僕たちは
市の施設にあるレーザーカット機を使用し骨組みのバルサ材を切り出す事で
時間と人、お金を極力かけずに進める事ができました。

表皮のカーボンが全然上手く作れない

という事でタイトルの通りです笑
もう、本当に苦労しました。
初めは「作った骨組みの表面にカーボンシートを乗せてエポキシ樹脂をカーボンシートの上に垂らしていけば良いのでは?」
と考えていましたが、これがもう本当に浅はかな考えで、全然綺麗に表面を作れない・・・笑笑笑
その次に試したのが、プロペラサイズに切り出したカーボンシートの上にエポキシ樹脂を垂らして固めたカーボンを骨組みにそわせようとしたら、硬化したカーボンが硬すぎて曲がらない笑笑笑
ドライヤーで炙っても曲がらない笑笑笑
今は笑い話になっていますが、この時のメンバーにとっては凄く辛い状況でしたね、、、
プロペラ製作の鍵は、豊田人力飛行機研究会の鳥人間チームだった!?

メンバー的にも、もう全然分からない、どうしようと壁にぶち当たり、、、
代表の五十嵐さんより、「豊田人力飛行機研究会の鳥人間チームにアドバイスをもらおう」という事で
助っ人として来て頂いた事で、大きな進展を迎える事になります。
実際に豊田人力飛行機研究会の鳥人間チームの助っ人の方に来て頂いた時に
「これ、実際に鳥人間コンテストで使っていたプロペラだから分解して色々参考にしてみて!」とプロペラを渡してくれました。
メンバー的には内心

「いや、もう分からないから教えてよ」
という状態でしたけどね笑
そんな中、、、、、
実際にプロペラを手に取ったメンバー皆んなの感想は
「え?!バルサ材でもこんなに軽いんですか?」と驚くぐらい軽く感じました。
何回も言いますが、実際のプロペラを手に取り持ち上げたのは
メンバーはこの時が初めての状態になります。
ってか、今考えるとそんな状態でよく鳥人間の機体やろうとしていたんだなぁと感じました笑

表皮部分はバルサ材!これで行こう!!

下山チームのプロペラを分解し、構造を把握し、
「軸はカーボンパイプ(1種類)とアルミパイプ、リブはバルサ材、表皮部分をバルサ材」にして作り直す事にしました。
前回と違って、軸のカーボンパイプの種類を変更した理由は、リブの形状を見直した事でこうなりました!
詳細に関しては以前のブログの記事に書いていますのでそちらをご覧ください。



まあ、鳥人間をやっている人たちからすると、プロペラの仕上がりはまだまだと感じるかもしれませんが、僕たち素人メンバーからすると凄く綺麗に仕上がったな、という心境でしたね〜
まあ、活動が進み色々なチームとの交流も増え、色々情報を得ていくうちに
「今のプロペラで行けるのかな?作り直すのかな?でも製作時間、人、お金も不足しているから、このプロペラでいく事になるのかな〜」とメンバーが困っている問題の一つでもあります。
という事で、今回はプロペラ製作をどうやって進めていたのか、
過去の時系列と失敗談をまとめてみました!
まあ、今後この様なブログ記事が誰かの参考になる様に
記録として残していきたいと思います!
って事で今回はここまで!終わり!
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